flatboat
平底船
名詞
複数形: flatboats
flatboatは、主に北米の歴史的な文脈で使われる言葉で、底が平らな構造を持つため、水深の浅い川や湿地帯でも座礁せずに航行できるのが特徴です。現代のレジャー用ボートとは異なり、かつては農産物や毛皮などの貨物を輸送するための実用的な手段として利用されていました。
構造と運用の特徴
この船は動力を持たず、流れに身を任せて下流へ向かう設計になっています。そのため、一度目的地に到達すると、船を解体して材木として売却するか、あるいは非常に困難な作業を経て上流へ押し戻す必要がありました。このような使い捨てに近い運用形態が、当時の開拓時代の経済的な合理性に基づいています。
他の船との違い
barge(はしけ):どちらも底が平らですが、bargeは通常、タグボートなどの牽引船によって引かれることを前提としています。一方でflatboatは単独で川の流れに乗って進む自立した輸送手段を指します。
canoe(カヌー):canoeが個人の移動や狩猟などの小規模な用途に使われるのに対し、flatboatは大量の貨物を運ぶための大型の輸送船であるという点に明確な違いがあります。