entrapment
罠にかけること / おとり捜査による誘致
名詞
複数形: entrapments
entrapmentは、単に誰かを騙して罠に落とすという一般的な意味から、法的な文脈における非常に専門的な意味まで、幅広いニュアンスを持つ単語です。日常会話では、物理的な罠や心理的な策略によって誰かを窮地に追い込む状況を指しますが、法律用語としては、警察などの捜査機関が不当に犯罪を誘発させた場合に用いられる重要な概念となります。
法的文脈における特殊な意味
法律の世界では、entrapmentはおとり捜査による誘致という特定の弁護手段を指します。これは、単に犯人を誘い出すことではなく、本来なら犯罪を犯す意思がなかった人物に対して、捜査官が執拗に働きかけたり、強要したりして犯罪を犯させた場合に適用されます。単なる sting operation(おとり捜査)と混同されやすいですが、entrapmentが認められるには、捜査側の誘導が不当に強かったことが証明される必要があります。
日本語の罠という言葉との違い
日本語で罠にかけると言う場合、物理的な罠や単純な騙し討ちを指すことが多いですが、英語のentrapmentはより構造的な陥れのニュアンスが強く、特に権力を持つ側が相手を犯罪者に仕立て上げるという不公正な状況を想起させます。例えば、誰かを巧妙な計画で陥れた場合は set a trap という表現が一般的ですが、その結果として相手が法的に不利な状況に追い込まれた状態や、そのプロセス自体を指す際に entrapment が使われます。