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wave function

波動関数
名詞
複数形: wave functions

量子力学における wave function は、単なる波の形を指すのではなく、ある粒子がどのような状態で存在しているかという情報をすべて含んだ数学的な記述です。この関数自体は直接観測することはできませんが、その絶対値の二乗を計算することで、特定の場所で粒子が見つかる確率密度を導き出すことができます。

確率解釈と観測

wave function の最も重要な点は、決定論的な位置ではなく確率的な分布を示すことです。観測が行われる前、粒子は複数の状態が重なり合った状態で存在していますが、観測した瞬間に wave function が一つの状態に収束することを波動関数の崩壊と呼びます。これは古典力学的な直感とは大きく異なる概念であり、量子力学の根幹を成す考え方です。

数学的表現と物理的意味

物理学の文脈では、wave function は複素数を用いて表現されます。これにより、波の位相という概念が導入され、複数の wave function が組み合わさることで干渉現象が起こります。例えば、二重スリット実験で見られる干渉縞は、粒子の wave function が互いに強め合ったり打ち消し合ったりした結果として現れる現象です。

意味

名詞波動関数

粒子または系の量子状態を記述する数学的関数であり、粒子の位置と運動量に関する確率振幅を与えること

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する