stipe
植物学や菌類学における専門用語であり、一般的に使われる stem(茎)よりも限定的な文脈で使用されます。特にキノコなどの菌類においては、傘を支える柄を指し、海藻(特に褐藻類)においては、葉を支える茎を指します。日常会話で植物の茎を指す場合は stem が適切ですが、生物学的な分類や詳細な構造を説明する際には stipe という用語が選ばれます。
類義語との使い分けstem と stipe はどちらも日本語では茎や柄と訳されることが多く、混同されやすい単語です。しかし、英語では対象となる生物によって明確に使い分けられます。
stem: 一般的な陸上植物の茎を指す広範な用語です。
stipe: キノコの柄や、ケルプのような海藻の茎など、特定の構造を持つ生物に限定して使われます。
例えば、バラの茎を stipe と呼ぶことはありませんし、キノコの柄を指して stem と呼ぶことも可能ですが、学術的な正確さを期す場合は stipe が用いられます。
翻訳上の注意点
日本語に翻訳する際は、対象が菌類か海藻かによって訳語を使い分ける必要があります。菌類の場合は柄、海藻の場合は茎と訳すのが自然です。文脈を確認せずに一律に茎と訳すと、専門的な文脈では不自然な表現になる可能性があるため注意してください。
意味
キノコなどの菌類において、傘を支える茎のような部分
The stipe of the mushroom was fibrous and white.
そのキノコの柄は繊維質で白かった。
海藻や藻類、特にコンブ類において、葉を支える茎のような部分
The thick stipe of the giant kelp anchors the fronds to the ocean floor.
ジャイアントケルプの太い茎が、葉を海底に固定している。