pleura
胸膜
名詞
複数形: pleurae
pleuraは、肺を包み込み、胸壁の内側を覆っている二重の薄い膜である胸膜を指す医学的な専門用語です。この膜の間には少量の液体が満たされており、呼吸時に肺がスムーズに膨張・収縮できるよう摩擦を軽減する役割を果たしています。
医学的文脈での使用
この単語は主に解剖学や臨床医学の文脈で使用されます。日常会話で使われることはほとんどなく、医師や看護師などの医療従事者が診断や手術の説明を行う際に用いられます。例えば、胸膜に炎症が起きる胸膜炎は pleurisy と呼ばれます。また、胸膜腔に液体や空気が溜まる状態(胸水や気胸)を説明する際にも、この pleura という概念が不可欠です。
正しい用法: pleural effusion(胸水)のように、形容詞形である pleural を用いて他の医学用語と組み合わせることが一般的です。
日本語の専門用語との対応
日本語では胸膜と訳されますが、英語の pleura は単なる膜の名前だけでなく、その構造的な機能(肺を保護し、密閉された空間を作ること)を含んだ概念です。学習者が注意すべき点は、この単語が非常に専門的なため、一般的な膜を意味する membrane よりも限定的な範囲で使われることです。肺以外の組織にある膜を指して pleura と呼ぶことはありません。
❌ The pleura of the heart(心臓の胸膜)
正しい表現: 心臓を包む膜は pericardium(心膜)と呼び、pleura と明確に区別されます。
意味
名詞胸膜
肺を包み、胸腔の内側を覆っている漿膜
The surgeon carefully incised the pleura to access the lung.
外科医は肺に到達するために、慎重に胸膜を切開した。