pesticide
pesticideは、農作物や家畜に害を与える生物を駆除するための薬剤を指す包括的な用語です。日本語では文脈に応じて農薬や殺虫剤と訳されますが、英語のpesticideは昆虫だけでなく、菌類(fungicides)や雑草(herbicides)、げっ歯類などを対象とする薬剤すべてを含む広い概念であることに注意してください。
意味の範囲と使い分け
日本語の殺虫剤は主に虫を殺すものに限定されますが、pesticideはより広範な農薬としての意味合いが強い単語です。例えば、除草剤や殺菌剤もpesticideのカテゴリーに含まれます。一方で、家庭で使うような小さなスプレー缶の殺虫剤は、より日常的な表現であるinsecticideが使われることが多いですが、学術的または産業的な文脈ではpesticideが一般的に用いられます。
広義の農薬: pesticide(除草剤や殺菌剤を含む全体)
狭義の殺虫剤: insecticide(昆虫のみを対象とするもの)
翻訳時の注意点
この単語を翻訳する際、単に殺虫剤と訳すと、除草剤などの他の薬剤が含まれている文脈で誤解を招く可能性があります。農業や環境問題に関する文章では農薬と訳すのが最も適切です。また、オーガニック栽培(organic farming)の文脈では、化学合成されたsynthetic pesticides(合成農薬)と、天然由来のnatural pesticides(天然農薬)が明確に区別されます。
❌ pesticideを常に殺虫剤と訳す(除草剤が含まれる場合に不適切)
✅ 文脈に応じて農薬または殺虫剤と使い分ける
文法的な特徴
pesticideは可算名詞としても不可算名詞としても使われます。特定の製品や種類を指す場合は可算名詞として扱い、物質としての薬剤全般を指す場合は不可算名詞として扱われます。
意味
栽培植物や家畜に害を及ぼす昆虫、げっ歯類、または真菌などの害虫を駆除するために使用される化学物質
"The farmer applied a potent pesticide to protect the corn crop from aphids."
農家は、アブラムシからトウモロコシの作物を守るために強力な殺虫剤を散布した。
農業環境や都市環境において、害虫の個体数を管理または排除するために設計された、生物剤やフェロモンを含むあらゆる物質
有機栽培では、合成化学物質よりも天然の農薬に頼ることが多い。