obduction
オブダクション
名詞
複数形: obductions
obductionは、地質学において海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むのではなく、逆に大陸プレートの上に乗り上げるという非常に特殊な現象を指します。通常、密度の高い海洋地殻は沈み込みますが、特定の条件下では押し上げられ、大陸の縁に固定されます。これにより、本来は深海にあるはずの海洋地殻や上部マントルの断片が地表に現れることになります。
サブダクションとの決定的な違い
最も混同しやすい概念がsubduction(沈み込み)です。subductionがプレートが下方へ潜り込む動きであるのに対し、obductionは上方へ乗り上げる動きを指します。どちらもプレートの衝突に伴う現象ですが、方向が正反対であるため、地質学的な解釈において極めて重要な区別となります。
オフィオライトとの関係obductionの結果として地表に残された海洋地殻の断片は、オフィオライトと呼ばれます。山脈などの陸上でオフィオライトが発見された場合、それはかつてその場所でobductionが発生し、海洋プレートが大陸の上に押し上げられた歴史的な証拠となります。
意味
名詞オブダクション
プレートの衝突時に、海洋地殻と上部マントルの断片が大陸プレートの端に押し上げられ、その上に乗り上げる地質学的プロセスであること
The presence of ophiolites in the mountains provides evidence of ancient obduction.
山脈にオフィオライトが存在することは、古代にオブダクションが起こった証拠となる。