lithosphere
岩石圏
名詞
地球の最も外側にある硬い層を指す地質学的な用語です。地殻(crust)と上部マントルの最上部を合わせた領域を指し、物理的に硬く、脆い性質を持っていることが特徴です。この lithosphere が複数の断片に分かれたものが、いわゆるプレートテクトニクスにおけるプレートに相当します。
概念的な区別
地質学を学ぶ際、特に混同しやすいのが asthenosphere(アセノスフェア)との違いです。lithosphere が硬い岩石の層であるのに対し、asthenosphere はその直下に位置し、高温で部分的に溶けていて流動性を持つ層を指します。この硬い層が柔らかい層の上を滑ることで、地震や火山活動などの地殻変動が起こります。
専門用語としての扱い
この単語は学術的な文脈で使われるため、日常会話で登場することは稀です。日本語では岩石圏と訳されますが、文脈によっては単にプレートの物理的な実体を説明する際に用いられます。英語の接頭辞 litho- はギリシャ語で石を意味し、-sphere は球体・層を意味します。この構造を理解しておくと、他の地質学用語の理解にも役立ちます。
意味
名詞岩石圏
地殻と上部マントルから構成される、地球の硬い外層部分
"The lithosphere is broken into several large tectonic plates."
岩石圏はいくつかの大きな構造プレートに分かれており、それらはアセノスフェアの上をゆっくりと移動している。