impractical
意味の使い分けとニュアンス
impractical は、大きく分けて計画やアイデアが現実的ではない場合と、人が実務的な能力に欠けている場合の二つの文脈で使用されます。
前者の場合、理論上は可能であっても、コスト、時間、労力などの制約から見て実行不可能であるあるいは効率が悪すぎて現実的ではないというニュアンスになります。単に不可能(impossible)なわけではなく、やる価値がないほど非効率であるという判断が含まれることが多いのが特徴です。
後者の場合、知識や理論には長けているものの、日常生活の単純な作業や、現場での臨機応変な対応ができない人を指します。日本語の不器用に近いですが、単に手先が不器用なことだけでなく、世渡り下手や実務能力の欠如という精神的・知的な側面も含んだ表現です。
類義語との違い
unrealistic: impractical よりもさらに夢想的であるというニュアンスが強く、期待している目標が現実からかけ離れている場合に使われます。
inefficient: 効率が悪いことに特化した言葉です。impractical は効率の悪さゆえにそもそも採用すべきではないという判断まで含みます。
注意すべき表現
❌ an impractical person(不器用な人)を単に手先が不器用という意味で使うと、文脈によっては生活能力がない人という厳しい評価に聞こえることがあります。状況に応じて clumsy(動作がぎこちない)などと使い分ける必要があります。
意味
使用や実行に適していない。あるいは、特定の状況において賢明ではなく現実的ではない様子
"The plan to build a city on the ocean is completely impractical."
海上に都市を建設するという計画は、完全に非現実的だ。
状況の実際的な側面にうまく対処するための技術や能力が欠けている様子
"He is a brilliant theorist but remains quite impractical when it comes to basic household chores."
彼は優れた理論家だが、日々の雑事に関してはかなり不器用なままだ。