feasible
feasibleは、単に可能であるということではなく、予算、時間、技術的な制約などを考慮した上で現実的に見て実行可能であるというニュアンスを強く持っています。理論上の可能性ではなく、実務的な観点から無理なく達成できるかという判断が含まれるため、ビジネスやエンジニアリング、政治的な議論などで頻繁に用いられます。
例えば、ある計画が possible である場合は(理論的に)あり得るという意味になりますが、feasible である場合は(リソースや条件が揃っており)実際に遂行できるという意味になります。
類義語との使い分け
possible: 最も広範な意味での可能を指します。物理的に可能か、あるいは確率的に起こり得るかという点に重点が置かれます。
viable: feasible と非常に近い意味ですが、特に(計画などが)長期的に生存・維持できるかという持続可能性や生存能力に重点が置かれます。例えば、ビジネスモデルが viable であるとは、単に開始できるだけでなく、利益を出し続けて存続できることを意味します。
practicable: feasible とほぼ同義ですが、より物理的な手法や手段が適用可能であるという技術的な側面に焦点が当たることが多い表現です。
注意すべき表現と誤用
日本語で実行可能と訳されるため、単純に can do や possible で代用しがちですが、専門的な文脈では feasible を使うことでコストや効率を考慮した現実的な判断であることを明確に伝えられます。
❌ It is possible to build a city on Mars. (火星に都市を作ることは(理論上)可能だ)
✅ It is not yet feasible to build a city on Mars. (火星に都市を作ることは、現時点では(予算や技術的に)実行不可能だ)
文法的な特徴
主に形容詞として用いられ、feasible plan(実現可能な計画)や feasible solution(実現可能な解決策)のように名詞を修飾するか、It is feasible to... の形式で形式主語と共に使われることが一般的です。
意味
実行または達成できる。現実的に可能な状態である
"It is not feasible to build a bridge across the channel in such a short time."
そんなに短い時間で海峡に橋を架けることは現実的ではない。