forceps
forcepsは、医療や外科手術において組織や異物を掴んだり保持したりするために使用される、ハサミのような形状をした器具(鉗子)を指します。日本語では鉗子と訳されますが、日常会話で使われるピンセットとは、その目的と構造が異なります。ピンセットは主に小さな物を精密に扱うための簡易的な道具ですが、forcepsはより強い力で組織を固定したり、手術中に深く挿入して操作したりするための専門的な医療器具というニュアンスが強いです。
カタカナ語との混同に注意
日本語でフォースプスというカタカナ表記が使われることは稀であり、通常は鉗子という専門用語で呼ばれます。また、前述の通り、一般的なピンセットと混同しがちですが、英語のforcepsは外科的な文脈で使われることがほとんどです。例えば、美容や工作で使う小さな道具はtweezersと呼び、手術室で医師が使う器具をforcepsと呼び分けるのが一般的です。
❌ forceps(眉毛を抜くためのピンセットを指して使用)
✅ tweezers(眉毛を抜くためのピンセット)
✅ forceps(手術で組織を掴むための鉗子)
文法的な特徴
この単語は、ハサミ(scissors)やメガネ(glasses)と同様に、2つのパーツが組み合わさって1つの道具を構成しているため、常に複数形で扱われます。単数として扱う場合は a pair of forceps と表現します。単数形の forcep という形は通常使用されません。
意味
組織や物体、生物学的試料を掴む、保持する、または引っ張るために使用される手持ちの外科器具
The surgeon used forceps to remove the small fragment of glass from the wound.
外科医は鉗子を使って、傷口から小さなガラスの破片を取り除いた。