cursory
cursoryは、十分な時間をかけず、表面的な部分だけを素早く確認する様子を表します。日本語ではざっとしたや形式的なと訳されますが、単に速いということではなく、詳細を省いているため不十分であるという否定的なニュアンスが含まれることが多いのが特徴です。
例えば、重要な書類を深く読み込まずに、単に目を通しただけの場合に a cursory glance や a cursory look という表現が使われます。これは、注意深く確認すべき状況であるにもかかわらず、不注意に、あるいは急いで処理したという文脈でよく用いられます。
類義語との使い分け
cursoryは、briefやquickと似ていますが、意味合いが異なります。
briefやquick:単に時間が短いことを指し、必ずしも不十分であるとは限りません。例えば a quick meeting は効率的な会議である可能性があります。
cursory:速いことで質が低下している 不徹底であるという批判的な視点が含まれます。
また、superficialも表面的なという意味で似ていますが、superficialは知識や考え方が浅いこと(精神的な浅さ)にも使われるのに対し、cursoryは主に動作や調査のやり方がざっとしたものであることに焦点を当てます。
注意すべき表現
この単語は、特に調査(examination)や閲覧(glance/look)といった名詞と一緒に使われる傾向があります。以下のような使い分けに注意してください。
❌ a cursory person(ざっとした人):人の性格を表現する際には使いません。
✅ a cursory inspection(ざっとした点検):点検のやり方が不十分であることを示します。
文脈によっては、単に時間を節約して効率的に行ったという意味ではなく、本来すべき詳細な確認を怠ったというニュアンスで相手に伝わるため、使用シーンには注意が必要です。
意味
急いで行われるため、徹底しておらず詳細ではない様子
"He gave the report a cursory glance before the meeting."
彼は会議の前に、報告書にざっと目を通した。