collectivist
個人の権利や利益よりも、社会や組織などの集団全体の利益を優先させる考え方や、それを支持する人を指します。政治的、社会的な文脈で使われることが多く、特に資源の共同所有や社会的な連帯を強調する傾向があります。
対照的な概念との違い
この言葉を理解する上で最も重要なのは、individualist(個人主義者)との対比です。individualist が個人の自立や自由、自己決定を重視するのに対し、collectivist は調和、協力、そして集団への帰属意識を重視します。日本語の集団主義はしばしば同調圧力などのネガティブなニュアンスで使われがちですが、英語の collectivist は、社会福祉の充実や共同体による相互扶助といったポジティブな政治思想や哲学的な文脈で使われることもあります。
使い分けの注意点
日常会話でみんなに合わせるタイプの人と言いたい場合に collectivist を使うと、政治的または学術的な響きが強すぎて不自然になることがあります。単に協調性があると言いたい場合は cooperative や team player といった表現が適切です。collectivist はあくまで主義や思想としての集団主義に焦点を当てた言葉であることに注意してください。
❌ 彼は協調性があるので collectivist だ。(不自然:思想的な意味になってしまう)
✅ 彼は社会主義的な視点を持つ collectivist だ。(自然:政治的・思想的な分類)
意味
個人の目標やニーズよりも集団の目標やニーズを優先し、集団主義を提唱または信奉する人
"The collectivist argued that resources should be shared equally among all citizens."
その政治理論家は、すべての土地の共同所有を主張する筋金入りの集団主義者であった。
個人よりも集団や共同体が強調される、集団主義の原則に関連または基づいている様子
"The government implemented a collectivist approach to healthcare to ensure universal access."
政府は、すべての市民に平等なアクセスを保証するため、医療に対して集団主義的なアプローチを採用した。