clast
砕屑物
名詞
複数形: clasts
clastは地質学の専門用語であり、風化や侵食によって元の岩石から切り離され、運搬されて堆積した岩石や鉱物の破片を指します。一般的に、堆積岩を構成する個々の粒子を指す際に用いられ、そのサイズによって礫や砂、泥などに分類されます。
地質学的文脈での役割
この用語は、特に砕屑性堆積岩の分析において重要です。clastの形状、大きさ、組成を調べることで、その物質がどこから運ばれてきたのかという供給源や、運搬過程でどのような物理的影響を受けたのかを推定することができます。例えば、角張ったclastは運搬距離が短かったことを示し、丸みを帯びたclastは長い距離を運ばれたか、激しい摩耗を受けたことを示唆します。
類似用語との使い分けgrainという言葉も粒子を指す際に使われますが、clastは特に元の岩塊から壊れて切り離された破片という物理的な破砕プロセスに重点を置いた表現です。一方でgrainは、結晶の粒や砂粒など、より一般的な粒子の単位を指す傾向があります。また、fragmentも破片を意味しますが、地質学的な堆積プロセスを記述する文脈ではclastが最も適切で標準的な用語として使用されます。
意味
名詞砕屑物
大きな岩塊から壊れ、堆積岩に取り込まれた岩石や鉱物の破片であること
The geologist identified several large clasts within the conglomerate sample.
地質学者は、礫岩の試料の中にいくつかの大きな砕屑物を特定した。