caries
う蝕
名詞
cariesは、歯科医学における専門用語で、一般的にう蝕や虫歯を指します。日常会話で使われる cavity が、歯にできた穴(空洞)という物理的な状態に焦点を当てているのに対し、caries は細菌による歯質の破壊という病理的なプロセスや疾患そのものを指す学術的な響きを持つ言葉です。
そのため、歯科医師が診断書に記載したり、医学論文で記述したりする際には caries が好んで使われます。一方で、患者に対して虫歯がありますよと伝える際は、より平易な cavity や tooth decay が使われるのが一般的です。
注意すべき混同と使い分け
日本語ではどちらも虫歯と訳されますが、英語では文脈によって使い分ける必要があります。例えば、医学的な診断としてう蝕の進行を述べる場合は progression of caries となりますが、日常的に虫歯を治療すると言う場合は fill a cavity(穴を埋める)や treat tooth decay と表現します。このように、caries は疾患としての側面を、cavity は物理的な穴を、tooth decay は腐食していく現象をそれぞれ強調します。
文法的な特徴caries という単語は、語尾に s が付いていますが、これは複数形ではなく単数としても扱われる不可算名詞的な性質を持つ専門用語です。ラテン語由来の単語であるため、一般的な英語の複数形ルールとは異なる点に注意してください。
意味
名詞う蝕
細菌によって生成された酸の作用で起こる、歯や骨の腐敗
The dentist noted several areas of dental caries on the patient's molars.
歯科医は患者の臼歯に数箇所のう蝕があることを指摘した。