capricious
capriciousは、人の性格や天候、運命などが、論理的な理由もなく突然に、かつ予測不能に変化することを表します。単に変化するのではなく、そこに気まぐれさや不安定さというニュアンスが強く含まれており、多くの場合、周囲の人を困惑させたり、計画を狂わせたりするネガティブな文脈で使用されます。
類義語との使い分けfickleやvolatileといった単語と似ていますが、微妙な違いがあります。
fickle:主に人の感情や忠誠心、好みが変わりやすい場合に使われます。特に恋愛関係や支持者の心変わりなど、人間関係における不誠実さや不安定さに焦点が当たります。
volatile:化学物質の揮発性から転じて、状況が極めて不安定で、爆発的に変化する様子を指します。経済状況や政治情勢、あるいは怒りっぽい人の気質など、激しい変化を伴う場合に使われます。
capricious:これらよりも予測不能な衝動に重点が置かれています。特に権力を持つ人が、合理的な根拠なく突然決定を変えるような状況に非常に適した表現です。
日本語への翻訳における注意点
日本語では気まぐれなと訳されることが多いですが、文脈によって使い分ける必要があります。人の性格であれば気まぐれなで適切ですが、天候や運命などの自然現象や状況に使う場合は、変わりやすいや予測不能なとする方が自然です。
❌ capricious weather → 気まぐれな天気(擬人化している場合は可能ですが、一般的ではありません)
✅ capricious weather → 変わりやすい天気
文法的な特徴
この単語は形容詞であり、名詞を修飾するか、be動詞などの後に置いて主語の状態を説明します。不可算名詞(天候など)にも可算名詞(人など)にも等しく使用できます。
意味
気分や行動が、突然に、かつ説明がつかない形で変わりやすい様子
He is a capricious leader who changes his mind every hour.
彼は一時間ごとに考えを変える、気まぐれな指導者だ。
状況や結果が、突然に予測不能な変化を起こしやすい状態
The sailors struggled against the capricious winds of the coast.
船乗りたちは、海岸沿いの変わりやすい風に苦労した。