auspice
auspiceは、もともと古代ローマの占いで鳥の飛び方などを観察して吉凶を判断したことに由来する言葉です。そのため、単なる兆候ではなく、神聖な力や運命的な導きが関わっているというニュアンスが含まれます。現代では、物理的な予兆よりも、ある活動が成功するかどうかを左右する状況や背景を指して使われることが多いです。
後援としての用法
最も一般的な使い方は、under the auspices ofという定型表現で、〜の後援を受けてや〜の保護の下でという意味になります。これは、単に資金的な援助を受けるだけでなく、権威ある組織や人物の公認や支持を得て、正当性を持って活動している状態を強調します。例えば、国際的な会議が国連の後援の下で開催される場合などに非常に適した表現です。
前兆としての用法
一方で、単数形のauspiceや複数形のauspicesが前兆として使われる場合は、将来起こる出来事の暗示を指します。特にauspicious(幸先の良い)という形容詞として頻繁に利用され、新しい事業の開始や結婚など、ポジティブな結果が期待できる状況を表現する際に用いられます。omenが吉凶どちらの意味でも使われるのに対し、auspiceに関連する表現は、より儀礼的で前向きな文脈で使われる傾向があります。
意味
将来の出来事の兆候として解釈される、神聖な、あるいは予言的な印
The ancient Romans looked for a favorable auspice before beginning a military campaign.
古代ローマ人は、軍事作戦を開始する前に好ましい前兆を探した。
個人または組織による後援、支援、あるいは保護
The research project was conducted under the auspice of the national science foundation.
その研究プロジェクトは、国立科学財団の後援の下で実施された。