Instagramをスクロールしていると、友達のストーリーが流れてきます。
まず、手つかずのビーチでくつろぐ動画。次に、完璧なブランチの写真。彼らは I went to the beach, and then I ate brunch(ビーチに行って、それからブランチを食べた) とは言っていませんよね。
代わりに、キャプションには Starting the day right, soaking up the sun(最高の1日の始まり、太陽を浴びて) のようなことが書かれています。
これは英語圏のSNSでよく見られる表現で、複数の行動を簡潔に、かつ詩的に表現するテクニックです。日本語のSNSではここまで短くまとめず、もう少し説明を加えることが多いかもしれません。
教科書ではこれを「分詞構文」と呼びます。でも、こんな学術的な名前は役に立ちません。
忘れてください。
これは「構文」なんかじゃありません。コンボ技です。2つのアクションを、まるで一つの洗練された思考であるかのようにスムーズに繋ぐ、言語版のワンツーパンチなんです。
「-ing」コンボ : 2つのことを同時にやる
基本の動きはシンプルです。ある人や物が2つのアクションを行うとき、それらをくっつけることができます。
最初のアクションの動詞を -ing 形にして、コンマで2番目のアクションに繋げるだけです。
He walked out of the room. He didn't say goodbye(彼は部屋を出て行った。彼はさよならを言わなかった) と言う代わりに、もっと自然に聞こえるのはこうです。
Walking out of the room, he didn't say goodbye.
部屋を出て行きながら、彼はさよならを言いませんでした。
Realizing she forgot her wallet, she ran back to the apartment.
財布を忘れたことに気づき、彼女はアパートに走って戻りました。
ピボット : 世界があなたに「働きかける」とき
では、あなたがアクションを起こす側ではない場合はどうでしょう?
あなたがアクションを「受ける」側だったら?
ここでコンボ技がアップグレードされます。-ing 形の代わりに、過去分詞(通常 -ed や -en で終わる形)を使います。
これはカメラを反転させるようなものです。主語がメインのアクションを行う「前に」何かの影響を受けていることを示します。
Exhausted from the long week, I canceled all my weekend plans.
長い一週間の疲れで、週末の予定をすべてキャンセルしました。
Betrayed by his business partner, he decided to start his own company.
ビジネスパートナーに裏切られ、彼は自分の会社を立ち上げることを決意しました。
言語の「ディレクターズ・カット」
この文法は、言葉を節約するためのものではありません。カメラをコントロールするためのものです。
-ing 形を使うとき、あなたは監督であり、主人公であり、同時にナレーターでもあります。「私はこれをやっていて、それがこれに繋がったんだ」と語っているのです。それは、あなたが完全にコントロールし、積極的に物語を進めるPOVショットです。Feeling confident, I sent the risky text(自信を感じながら、私はリスキーなメッセージを送った)。あなたは物語の主体です。
しかし、-ed や -en 形を使うとき、あなたは「発端となる出来事」を示しています。「こんなことが私に起こって、私はこう反応したんだ」と聴衆に伝えているのです。たった3つの言葉でバックストーリーを作り出します。Spam-called all morning, I finally put my phone on silent(午前中ずっと迷惑電話がかかってきて、ついに携帯をサイレントにした)。あなたは世界の行動に反応しているのです。
この切り替えをマスターすることが、魅力的な物語を語る秘訣です。単に出来事を羅列するのをやめ、物語を構築し始めることができます。何が起こったかだけでなく、なぜそれが起こったのか、そしてどう感じたのかを聴き手に示すことができるのです。
ゴールデンルール : コンマの直後にある人や物は、冒頭のフレーズの「主人公」でなければなりません。もし Walking down the street...(道を歩きながら…) なら、次の言葉は「歩いていた人」でなければなりません。もし Confused by the message...(メッセージに混乱して…) なら、次の言葉は「混乱していた人」でなければなりません。この簡単なチェックで、99%のエラーを防ぐことができます。
関連語彙の完全なリストを見る
The beach was pristine.
そのビーチは手つかずの美しさでした。
This isn't a "clause." It's a combo move.
これは「構文」なんかじゃありません。コンボ技です。
It's the linguistic equivalent of a one-two punch.
言語版のワンツーパンチなんです。
You can glue them together.
それらをくっつけることができます。
without needing a clunky word like "because"
「〜だから」のような堅苦しい言葉を使わずに
This isn't just about efficiency.
これは単に効率化のためだけではありません。
The Pivot: When the World Happens *To* You
ピボット : 世界があなたに「働きかける」とき
This flips the camera around.
これはカメラを反転させるようなものです。
It shows the subject being acted upon *before* they do the main action.
主語がメインのアクションを行う「前に」何かの影響を受けていることを示します。
not initiating it
何かを始めるのではなく
The Director's Cut of Language
言語の「ディレクターズ・カット」
It’s a POV shot where you are in complete control.
あなたが完全にコントロールするPOVショットです。
You are the agent of the story.
あなたは物語の主体です。
you're showing the "inciting incident."
あなたは「発端となる出来事」を示しています。
Spam-called all morning, I finally put my phone on silent.
午前中ずっと迷惑電話がかかってきて、ついに携帯をサイレントにした。
start building a narrative
物語を構築し始める