パーティーにいます。音楽も会話も悪くありません。でも、友達のことが気になって、つい見てしまいます。友達の「社交的エネルギー」がリアルタイムで消耗していくのが分かりますよね。笑顔が少し引きつってきて、スマホをチェックし始める。
そして、彼らは身を乗り出して、毎晩の終わりに言う「あの5つの言葉」を口にするんです。I think I have to go.(もう行かないと)
教科書には go は「ある場所から別の場所へ移動すること」だと書いてありますよね。確かにその通りですが、正直、全然役に立ちません。それは、スマートフォンを「コミュニケーションのためのデバイス」と説明するようなもの。本質を全く捉えていないんです。
動詞 go は、単なる「移動」ではありません。「出発」なんです。いまいる中心から「離れる」ためのエンジン、と言えるでしょう。
基本的な考え方 - 「ここ」から離れる
いまいる場所、例えば部屋、住んでいる街、見ているウェブサイトなどを「ここ (Here)」だと考えてみてください。
Go は、「ここ」からの距離を「増やす」あらゆる動きです。
Come は、「ここ」からの距離を「減らす」あらゆる動き。
これだけです。これが、物理的な意味での全てです。
友達があなたと一緒にパーティー(「ここ」)にいるなら、彼らは家に go(帰る)必要があります。もしあなたがすでに家にいるなら、彼らに come(来て)と頼みます。目的地は同じでも、方向が逆なんです。
She's going to the store.
彼女は店に行きます。
Are you coming to my place later?
後で私の家に来ますか?
核心 - 「ここ」が「心の状態」になるとき
ここからが面白いところです。
「ここ」は、単なる物理的な場所だけではありません。状況、時間、あるいは感情の状態を表すこともあります。Go は、その出発点から離れて、新しい何かや異なる何かへ向かうことを表現する動詞なんです。
状態を変化させるためのエンジン、ですね。
この変化は、信号が赤から青に go(変わる)ように、中立的な場合もあります。でも多くの場合、それは旅、プロセス、あるいは衰退といった意味合いを含んでいます。
My phone just went dead.
私の携帯電話がちょうど電池切れになりました。
He's going through a lot right now.
彼は今、大変な時期を過ごしています。
欧米の若者文化では、個人的な悩みや困難な状況をオープンに話すことが一般的です。日本では、このような表現は少し控えめに使われることが多いかもしれませんね。
「ここ」という場所の引力
じゃあ、その深いルールって何でしょう?
「ここ」を、あなたのデフォルトの現実だと考えてみてください。それはあなたのコンフォートゾーンであり、今の感情の状態であり、物理的な場所でもあります。そこには一種の引力があって、つい留まってしまいがちです。
動詞 go は、その引力を打ち破る力なんです。
それは「行動を起こす」動詞です。今の状態から離れるという決断を示します。だから Let's go! はとても力強い言葉なんです。単に「動こう」という意味だけではありません。「この待機状態から抜け出して、行動を始めよう」という意味が込められています。
Go は、良い旅にも悪い旅にも使われる動詞です。昇進を go for(目指す)とき、あなたは今のキャリアの状態から離れて、新しいものを追い求めているわけです。食べ物が goes bad(腐る)とき、それは「新鮮な状態」から離れてしまったことを意味します。爆弾が goes off(爆発する)とき、それは安定した状態から爆発的な状態へと変化したのです。
go の物語は、常に「出発」がテーマです。そのホームベースが建物であれ、人間関係であれ、あるいは単なる状態であれ、そこからの一歩目を表すんです。
黄金ルールです。A地点から「離れる」話なら go を使います。A地点に「到着する」話なら come を使います。これをマスターすれば、英語の持つ方向性のエネルギーを完全に理解したも同然です。
関連語彙の完全なリストを見る
`She had to go through a painful breakup last year.`
彼女は去年、辛い失恋を経験しなければなりませんでした。
`I'm going to go for the spicy option.`
私は辛い方を選びます。
`The meeting will go on for another hour.`
会議はあと1時間続きます。
`Are you going out tonight?`
今夜、出かけますか?
`Let's go over the details one more time.`
もう一度詳細を確認しましょう。
`The milk went bad because I left it out.`
牛乳を出しっぱなしにしていたので、悪くなってしまいました。
`My alarm goes off at 6 AM.`
私の目覚ましは午前6時に鳴ります。
`I'll go along with whatever you decide.`
あなたが何を決めようと、それに従います。
`The price of flights went down after the holidays.`
祝日後、航空券の価格が下がりました。
`My rent is going up again next year.`
来年、また家賃が上がります。
`I have to go back to the office to get my keys.`
鍵を取りにオフィスに戻らなければなりません。