saline
/ˈseɪ.laɪn/
塩分を含む「saline」は主に「塩分を含んだ」という意味の形容詞、または「塩水、生理食塩水」を指す名詞です。特に医療分野では「生理食塩水(saline solution)」として点滴などに用いられることが多く、環境科学では「塩害土壌(saline soil)」のように使われます。塩分濃度が高い水や土壌を指す際に用いられることが多いのが特徴です。
意味
塩分を含んでいる、塩辛い
塩のような、塩に似た
塩水、特に医療分野で用いられる生理食塩水のこと
地中から塩水が湧き出る塩水泉や塩湖
例文
The nurse carefully prepared the saline solution for the patient's IV drip.
看護師は患者の点滴用に生理食塩水を慎重に準備した。
Many desert plants are adapted to grow in saline soil conditions.
多くの砂漠の植物は塩分濃度の高い土壌環境で育つように適応している。
I noticed a faint but distinct saline taste in the water from the ancient well.
その古い井戸水には、かすかだがはっきりとした塩味が感じられた。
関連語
リーディング
塩という生命の基盤 saline(塩分のある)の語源はラテン語のsal——「塩」そのものです。この語根は salary(給料)にも残っており、古代ローマで塩が兵士への報酬として使われたという歴史を伝えています(ただしこの語源は諸説あります)。 生命にとって塩(塩化ナトリウム)は不可欠です。私たちの血液の塩分濃度は約0.9%——これがまさに"normal saline"(生理食塩水)の濃度です。細胞が正常に機能するために必要なこの微妙な均衡は、生命が海から進化したことを反映しています。海水の塩分濃度は約3.5%で、私たちの体液はその約4分の1の濃度を維持しています。 地球の塩水湖(saline lake)はユニークな生態系を作ります。死海は塩分濃度が約34%で、魚が生息できない代わりに人間が浮かべる密度があります。ボリビアのウユニ塩湖は白い塩の砂漠が広がり、雨季には鏡のような絶景を作り出します。 農業では saline soil(塩類土壌)が深刻な問題です。不適切な灌漑による土地の塩分化は、農地を不毛にしてしまいます。食料安全保障の観点から、saline tolerant crops(塩分耐性作物)の開発が急がれています。
語源
ラテン語 sal(塩)に由来します。sal はヨーロッパ語族で広く共通する語根で、salary(給料)もsalから来ています。古代ローマでは塩が貴重品で、兵士への報酬(salary)に使われたという説があります。