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rotten

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈɹɒtn̩/

腐った

rottenは、食べ物などが「腐っている」状態を表す形容詞です。また、組織や社会が「堕落している」「腐敗している」といった抽象的な意味でも使われます。特に「spoilt rotten」(ひどく甘やかされている)のように、副詞的に「ひどく」という意味で使われる独特の表現も覚えておくと便利です。

意味

形容詞

食べ物などが腐敗している、傷んでいる。

形容詞

組織や社会などが腐敗している、堕落している。

副詞

(「spoilt rotten」のように)ひどく、極端に。

例文

The apples left on the counter had gone rotten, attracting fruit flies.

カウンターに置いていたリンゴは腐ってしまい、コバエを引き寄せていた。

Many people believe that the company's internal culture is rotten from the top down.

多くの人が、その会社の内部文化は上層部から腐敗していると信じている。

That kid is spoilt rotten by his parents and always gets whatever he wants.

あの子は両親にひどく甘やかされていて、いつも欲しいものを手に入れている。

よくある誤用

日本語話者は「rotten」を常に「腐った、腐っている」という物理的な状態にのみ限定する傾向があります。実際には「That's rotten luck.」のように抽象的な状況を修飾する用法が日常会話では頻繁です。また「spoilt rotten」という慣用句では「rottenness」(腐敗の程度)ではなく「度を超えた甘やかし」という意味になることに注意が必要です。

文化的背景

英語圏では「rotten」は単なる客観的な腐敗表現ではなく、不正や不誠実さへの強い非難のニュアンスを持ちます。特にイギリス英語では「rotten weather」「rotten day」のような日常的な不満表現として、日本語の「最悪だ」程度の軽い使い方が定着しており、必ずしも深刻な非難を意味しません。

関連語

リーディング

「腐った」だけじゃない、rottenの隠れた力 rottenという単語を聞くと、多くの人は腐ったリンゴを思い浮かべるかもしれませんね。確かに物理的な腐敗を表すのが基本的な意味ですが、この単語の本当の面白さはそこだけではないのです。 history的に見ると、rottenは中世ヨーロッパから比喩的に「道徳的な腐敗」を表現するために使われてきました。権力や制度が腐敗しているという感覚を伝える際に、物質的な腐敗のイメージを借りるというのは、実に人間らしい表現方法ですね。この用法が現代でも生き続けているのは、腐ったものの不快感が普遍的だからでしょう。 特に興味深いのは、イギリス英語での使われ方です。アメリカ英語では比較的正式な文脈で登場する傾向がありますが、イギリス人は日常会話で「That's rotten luck」「Rotten weather」といった具合に、割と軽い不満を表現する際にも使います。つまり、rottenはイギリス人の感情的な言語の色彩が濃く反映された表現なのです。 現代では、このカジュアルな不満表現としての意味が強まっているのかもしれません。インターネット時代、人々は自分の否定的な感情を迅速に表現する必要がありますから、rottenのようなシンプルで強調的な言葉は実に使い勝手がいいのです。単なる「bad」よりも、rottenの方が感情的な強さと説得力がありますからね。 次に英文を読む際、rottenが現れたら、その文脈を注意深く見てください。それが物理的な腐敗なのか、道徳的な腐敗なのか、それとも単なる不運や不快さなのか。その微妙な色合いを感じ取ることで、英語表現の豊かさがより深く理解できるようになるはずです。

語源

古英語の「rotian」に由来し、もともとは「腐る、崩壊する」という意味でした。ゲルマン語族に属し、同じ語根から「rot」という名詞も生まれています。中世を通じて物理的な腐敗から転じて、道徳的・精神的な堕落を表す比喩的用法へと拡がり、現代では「完全にダメな、腐った」という広い感情的ニュアンスで使われるようになりました。