matter
/ˈmætə/
問題、物質「matter」は名詞として「物質」や「問題」、動詞として「重要である」という意味を持つ多義語です。「What's the matter?(どうしたの?)」や「It doesn't matter.(どうでもいい、問題ない)」のように、日常会話で頻繁に登場します。物理的な「物質」から抽象的な「事柄」、そして「重要性」まで表せる汎用性の高さが特徴的な単語です。
意味
物質、材料
事柄、状況、問題(特に懸念されるもの)
重要である、問題となる
(否定文で)気にする、問題にする
例文
What's the matter with your computer? It's been making a strange noise all morning.
コンピューターどうしたの?午前中ずっと変な音を立ててるよ。
Don't worry about the spilled coffee; it's an old shirt, so it doesn't really matter.
こぼれたコーヒーなんて気にしないで。古いシャツだし、大したことじゃないから。
The new government policy on climate change is a complex matter that requires global cooperation.
気候変動に関する政府の新政策は、世界的な協力が必要となる複雑な問題だ。
関連語
リーディング
「matter」の奥深さ:日常から宇宙まで、その多様な顔 「What's the matter?(どうしたの?)」や「It doesn't matter.(どうでもいい、問題ない)」といったフレーズは、英語を学ぶ上で最初に覚えるもののひとつではないでしょうか。この「matter」、実は非常に奥が深く、日常会話から科学、哲学まで、実に多様な場面で使われる単語なのをご存じですか? まず、名詞としての「matter」は、大きく分けて二つの意味合いで使われます。「物質」という意味では、「dark matter(ダークマター)」のように物理学の専門用語にも登場しますし、「a matter of fact(事実)」のように、具体的な「事柄」や「事態」を指すこともあります。例えば、誰かが悩んでいるときに「What's the matter?」と尋ねれば、「何が問題なの?」と、その人の抱える状況について尋ねているわけですね。 一方、動詞としての「matter」は「重要である」という意味合いで使われます。先ほどの「It doesn't matter.」は、「それは重要ではない」つまり「大したことではない」というニュアンスになります。誰かの行動に対して「Does it matter?(それが重要ですか?)」と問うことで、その物事の意義や影響力を問いかけることができます。 語源をたどると、ラテン語の「māteria(材木、材料)」に行き着くというのも面白いポイントです。材木が様々なものを作るための「素材」であるように、そこから派生して「物事の根源」や「主題」、そして「重要性」へと意味が広がっていったと考えられています。物理的な「素材」から、抽象的な「重要性」までをカバーするこの単語の変遷は、言葉の持つ力の証とも言えるでしょう。 このように「matter」は、文脈によってその表情を大きく変える単語です。ぜひ、英語の文章や会話の中で「matter」が出てきたら、それが「物質」なのか「事柄」なのか、それとも「重要性」を表しているのか、注意深く耳を傾けてみてください。きっと、英語の理解がより一層深まるはずですよ。
語源
「matter」の語源は、ラテン語の「māteria」に遡ります。これは「材木」や「材料」といった意味を持ち、そこから「物事の基礎となるもの」や「主題」へと意味が広がり、古フランス語を経て英語に入りました。動詞としての「重要である」という意味は、その物事が持つ「本質」や「重み」というニュアンスから派生したと考えられています。