D
Dicread
HomeDictionaryIimmanent

immanent

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈɪmənənt/

内在する

immanent」は「内在する」「本質的な」という意味を持つ形容詞です。特に哲学や神学の文脈でよく用いられ、何かの中に深く根ざしている、あるいは遍在する性質を表します。外部から与えられるのではなく、内部から生じる、固有の性質を示す際に使われるのが特徴です。

意味

形容詞

何かの中に自然に存在し、その全体にわたり内在しているさま。本質的な、固有の。

形容詞

精神や特定の領域内に完全に限定されるさま。内的な、主観的な。

例文

The artist believed that beauty was not something external, but an immanent quality within every human being.

その芸術家は、美とは外部にあるものではなく、すべての人間の中に内在する本質的な性質だと信じていた。

Many philosophical traditions explore the concept of a divine presence as immanent in the universe rather than separate from it.

多くの哲学的伝統では、宇宙と切り離されているのではなく、宇宙に内在する神聖な存在という概念を探求している。

An immanent critique examines a system from within its own principles, rather than from an external viewpoint.

内在的批判とは、外部の視点からではなく、そのシステム自身の原則に基づいて分析することだ。

よくある誤用

「immanent」は「eminent」(卓越した、著名な)や「imminent」(差し迫った、切迫した)と混同されがちです。これら三つの単語は発音や綴りが似ているため、注意が必要です。「immanent」は「内に秘められた」状態を指すのに対し、「eminent」は「際立って高い地位にある」ことを、「imminent」は「今にも起こりそうな」状態を指します。例えば、「An immanent danger」(内在する危険)は使えますが、「An eminent danger」や「An immanent professor」は誤りです。

文化的背景

「immanent」は、特に西洋哲学やキリスト教神学において「超越的(transcendent)」という概念と対比して語られることが多いです。神学では、神が世界の創造主として世界の外に存在する「超越性」と、神が世界の内側に存在し、世界を通して働きかける「内在性」が議論されます。この単語は、そうした深い思想的背景を持つ概念を表現するために使われるため、単なる「内部にある」以上の重みを持っています。

関連語

リーディング

immanent」:その本質に迫る言葉 皆さん、「immanent」という言葉をご存じでしょうか? 日常会話ではあまり耳にしないかもしれませんが、哲学や神学、あるいは特定の学術分野では非常に重要な意味を持つ、奥深い形容詞なんです。一言で言えば「内在する」「本質的な」という意味ですが、この言葉が持つニュアンスを知ると、世界の捉え方が少し変わるかもしれませんね。 この単語の魅力は、その語源にあります。ラテン語の「immanens」から来ており、「in-(〜の中に)」と「manere(留まる、存在する)」が組み合わさっています。つまり、最初から「内側に存在し続ける」という、まさにその意味をストレートに表しているのです。例えば、「美は人間に内在する性質だ」というとき、それは外から与えられるものではなく、もともと人間の中に備わっている本質的なものだと示唆しています。 哲学の文脈では、「immanent」はしばしば「transcendent(超越的)」と対比されます。超越的なものが私たちや世界の外部に、あるいは上位に存在するとされるのに対し、内在的なものは、私たち自身の内側や、世界そのものの内部に深く根ざしていると考えられます。神学の議論で、神が宇宙の外部にいるのか、それとも宇宙全体に遍在し、その中に生きているのか、というテーマを考える際にも、この「immanence」と「transcendence」の概念は中心となります。 また、「immanent critique(内在的批判)」という言葉もあります。これは、批判対象となるシステムや思想を、外部の基準からではなく、その内部に存在する矛盾や原理に基づいて分析しようとするアプローチです。このように、「immanent」は、物事の本質や内部構造に深く切り込むような知的活動を表現するのに適した言葉なのですね。 発音や綴りが似ている「eminent(著名な)」や「imminent(差し迫った)」と混同されがちですが、「immanent」が指し示すのは、あくまで「内部に深く根ざしている」状態です。この微妙な違いを理解することで、より正確に、そして豊かに英語の表現を使いこなせるようになるでしょう。ぜひ、この重厚な言葉が持つ「内在の力」を感じてみてください。

語源

この単語は、ラテン語の「immanens」に由来し、「中に存在する」「中に留まる」という意味合いを持ちます。「im-」(in-、〜の中に)と「manere」(留まる、存在する)が結合してできた言葉で、その語源が現在の「内在する」という核心的な意味を明確に示しています。16世紀には英語に入り、主に哲学や神学の分野で使われるようになりました。