engross
/ɛnˈɡɹəʊs/
夢中にさせる「engross」は主に「(誰かの注意や心を)完全に引きつける、夢中にさせる」という意味で使われる動詞です。特に、本や映画、活動などに深く没頭している状態を表す際によく用いられます。受動態で "be engrossed in/by" の形で使われることが多く、「〜に夢中になっている」というニュアンスを強調します。
意味
(人の注意や時間を)すっかり奪う、夢中にさせる、没頭させる。
(書類などを)清書する、正式な形にする。
(商品などを)買い占める、独占する。
例文
The captivating novel completely engrossed her, making her forget about her surroundings.
その魅力的な小説は彼女をすっかり夢中にさせ、周りのことを忘れさせてしまった。
He was so engrossed in his research that he didn't notice the time passing.
彼は研究に深く没頭していたので、時間が経つのに気づかなかった。
The lawyer's assistant spent the afternoon engrossing the final contract for signing.
弁護士の助手は午後をかけて、署名のための最終契約書を清書した。
関連語
リーディング
「engross」:あなたを夢中にさせる、その深い魅力の言葉 皆さんは、何かに深く没頭して、時間を忘れてしまった経験はありますか? 本を読み始めるとページをめくる手が止まらなくなり、気づけば朝になっていた。映画の世界観にすっかり引き込まれ、登場人物と同じ感情を共有していた――。そんな「完全に夢中になる」状態を表すのにぴったりの英語が「engross」です。 この単語は、単に「興味を持つ (interest)」というよりも、もっと強く、心を奪われ、注意を完全に集中させている様子を描写します。受動態の「be engrossed in/by」の形で使われることが多く、「He was completely engrossed in his work.」(彼は仕事に完全に没頭していた。)のように使われるのをよく耳にしますね。まるで、あなたの時間や意識が、その対象によって「丸ごと」占められてしまうような感覚を表す言葉なのです。 語源をたどると、さらに面白い背景が見えてきます。「engross」は、古フランス語の「engrosser」に由来し、もともとは「大きな文字で書く」という意味や「商品を買い占める」という意味を持っていました。「gross」という単語には「全体、総計」という意味がありますが、ここから「全体を占める」「ごっそり奪う」というニュアンスが生まれ、最終的に「(人の心や注意を)完全に奪う、夢中にさせる」という現在の主要な意味へと発展しました。まるで、巨大な文字がページ全体を覆うように、あるいは市場の商品を全て買い占めてしまうように、対象があなたの心や時間を独占する様子がイメージできます。 現代では、「書類を清書する」といった意味合いは法曹界などで使われることがありますが、日常会話で最も頻繁に出会うのは、やはり「心を奪われる」というニュアンスでしょう。SNSや動画コンテンツがあふれる現代において、本当に心を「engross」されるような体験は貴重ですよね。次に何かに深く没頭したときには、ぜひこの「engross」という言葉を思い出してみてください。あなたの情熱を表現する、力強い一助となるはずです。
語源
「engross」は、古フランス語の「engrosser」に由来します。元々は「(大きな文字で)書く」または「大量に買う、買い占める」といった意味合いがありました。「gross」(全体、総計)という単語と関連があり、何かを「全体として捉える」「全体を占める」というイメージが核にあります。この「全体を占める」という語源的な意味から、「(時間や注意を)ごっそり奪う」という現在の主要な意味へと派生したと考えられています。