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succinylcholine

スキサメトニウム
名詞

succinylcholine(スキサメトニウム)は、手術や集中治療において、非常に速い作用発現と比較的短い持続時間を併せ持つ脱分極性筋弛緩薬として利用されます。主に気管内挿管を迅速かつ安全に行うために使用され、患者の喉や顎の筋肉を一時的に完全に弛緩させることで、挿管チューブの挿入を容易にします。

作用機序と臨床的特徴

この薬剤は、神経筋接合部においてアセチルコリン受容体に結合し、持続的な脱分極を引き起こすことで筋弛緩を誘導します。非脱分極性筋弛緩薬である rocuroniumvecuronium とは異なり、作用が始まる直前に筋線維束性収縮と呼ばれる微細な筋肉の震えが見られるのが特徴です。このため、投与量や投与速度の管理が重要となります。

使用上の注意とリスク

強力な作用を持つ一方で、いくつかの重大な副作用に注意が必要です。特に、高カリウム血症を誘発する可能性があるため、広範囲の火傷や重度の外傷がある患者への投与は禁忌とされる場合があります。また、稀にですが、遺伝的な要因により悪性高熱症を引き起こすリスクがあるため、麻酔科医による厳格なモニタリングの下で使用されます。

意味

名詞スキサメトニウム

麻酔において、迅速な筋弛緩を誘導し、気管内挿管を容易にするために使用される脱分極性神経筋遮断薬であること

The patient was administered succinylcholine to ensure complete muscle paralysis during the procedure.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する