marble
/ˈmɑːbəl/
marbleは、物理的な物質としての大理石だけでなく、子供の遊び道具であるビー玉、さらには比喩的な表現や動詞としての用法など、文脈によって意味が大きく異なります。日本語ではこれらが全く別の単語で表現されるため、文脈から判断することが重要です。
物質と比喩的な表現
最も一般的な意味は、建築材や彫刻に使われる大理石です。この物質の白くて硬く、冷たいという特性から、比喩的に人の態度や表情が冷徹さを持っていることを表現する際に使われます。例えば、感情を一切出さない冷ややかな表情を marble-faced と表現することがあります。
物理的な大理石: a marble statue(大理石の彫像)
比喩的な冷徹さ: Her expression was like marble.(彼女の表情は大理石のように冷たかった)
遊び道具としての用法
不可算名詞としての大理石とは異なり、子供が遊ぶビー玉を指す場合は可算名詞として扱われます。また、ビー玉遊びをすることを play marbles と表現します。この場合、単数形か複数形かによって、素材としての石を指しているのか、個々の球体を指しているのかが区別されます。
ビー玉: a bag of marbles(袋いっぱいのビー玉)
ビー玉遊び: The children are playing marbles.(子供たちがビー玉遊びをしている)
動詞としての用法と模様
動詞として使われる場合、大理石特有の複雑な色の筋が入った状態、つまりマーブル模様にすることを意味します。これは料理やアートの分野でよく使われる表現です。日本語のマーブルチョコやマーブルケーキにあるマーブルはこの用法に由来しています。
模様をつける: marbling the paper(紙にマーブル模様にする)
注意すべき慣用句
英語には lose one's marbles という非常に重要な慣用句があります。直訳するとビー玉を失うとなりますが、実際には正気を失う 頭がおかしくなるという意味で使われる口語表現です。この表現において marbles は正気や理知を象徴しており、大理石や物理的なビー玉の意味で訳すと文脈が通じなくなるため注意が必要です。
❌ He lost his marbles.(彼はビー玉を失くした)
✅ He lost his marbles.(彼は正気を失った/ボケてしまった)
意味
再結晶化した炭酸塩鉱物からなる硬い結晶質の変成岩で、通常は彫刻や建築に使用される
硬く、冷たく、感情がない性質。しばしば人の態度や肌の状態を指す