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major histocompatibility complex

主要組織適合遺伝子複合体
名詞
複数形: major histocompatibility complexes

major histocompatibility complexは、生物学および免疫学における非常に専門的な用語であり、個体ごとに異なる特有のタンパク質群を指します。これにより、免疫系は自己の細胞と非自己の外来物質(細菌やウイルスなど)を正確に区別することが可能になります。医学的な文脈では、特に臓器移植における拒絶反応のメカニズムを説明する際に不可欠な概念です。

免疫学的役割と拒絶反応

この複合体は、細胞内の断片を細胞表面に提示することで、細胞などの免疫細胞に知らせる役割を担っています。もし移植された臓器のmajor histocompatibility complexがレシピエントのものと大きく異なる場合、免疫系はそれを異物と見なし、攻撃を開始します。これが拒絶反応の正体であり、移植成功のためにはこの適合性を最大限に高めることが重要となります。

用語の使い分けと注意点

人間においては、major histocompatibility complexは一般的にHLA(ヒト白血球抗原)と呼ばれます。学術的な論文や教科書では、脊椎動物全般を指す場合はmajor histocompatibility complexを用い、人間だけに限定して言及する場合はHLAという用語が使われる傾向にあります。これらは概念的に同じものを指していますが、文脈に応じて使い分ける必要があります。

意味

名詞主要組織適合遺伝子複合体

脊椎動物の獲得免疫系が外来分子を認識するために不可欠な、細胞表面タンパク質の集合体であること

The major histocompatibility complex plays a critical role in the rejection of transplanted organs.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する