goblet cell
杯細胞
名詞
複数形: goblet cells
goblet cellは、その形状がワイングラスやゴブレットに似ていることから名付けられた特殊な細胞です。主に呼吸器系や消化管の粘膜に分布しており、ムチンという糖タンパク質を合成し、それを分泌することで粘液層を形成します。この粘液は、外部からの異物を捕捉したり、組織表面を潤滑にして物理的な刺激から保護したりする重要な役割を果たしています。
生理的機能と分布
この細胞は単独で存在する場合と、他の上皮細胞の間に散在している場合があります。例えば、気道においては、吸入された塵や細菌を絡め取って体外へ排出するための粘液を提供します。また、腸管においては、食物の円滑な移動を助け、消化管壁が消化液や細菌によって損傷するのを防ぐバリアとして機能します。
医学的文脈での重要性
病理学的な診断において、goblet cellの数や分布の変化は重要な指標となります。例えば、慢性的な炎症がある場合や、特定の疾患によって粘液の分泌量が増加し、杯細胞が増殖する現象が見られることがあります。このように、組織学的な観察を通じて、呼吸器や消化器の健康状態を評価する際の鍵となる細胞です。
意味
関連語
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