externalization
externalizationは、文脈によって心理学、ビジネス、経済学という全く異なる分野で使用される多義的な単語です。日本語ではそれぞれ外在化 外部委託 外部化と訳し分けられますが、共通しているのは内部にあるものを外部へ出すという根本的な概念です。
分野別の意味の使い分け
心理学的な文脈では、自分の内面にある感情や葛藤を、自分以外の何か(他者や物)に投影することを指します。例えば、自分の中にある怒りを認められず、他人が怒っていると思い込むような状態がこれに当たります。
ビジネスの文脈では、社内の業務を外部の専門業者に任せることを指し、一般的にoutsourcingと同義で使われます。
経済学の文脈では、本来は企業が負担すべきコスト(環境汚染など)を社会全体に押し付けることを指します。
混同しやすい表現と注意点
特に注意が必要なのは、externalizationとembodiment(具現化)の違いです。externalizationが外へ出すことや転嫁することに重点を置くのに対し、embodimentは抽象的な概念に具体的な形を与えて体現させることを意味します。
また、日本語で外部化と言う場合、単にシステムを外に出すという物理的な操作を指すことがありますが、英語のexternalization(特に経済学的な意味)は、責任やコストの転嫁というネガティブなニュアンスを含むことが多い点に留意してください。
意味
自分の内面的な思考や感情、あるいは潜在意識的な衝動を、他者や周囲の環境に投影させるプロセス
企業の業務プロセスや機能を、外部のプロバイダーや第三者に移管すること
The company's externalization of its payroll services led to a significant reduction in administrative overhead.
内面的な概念やアイデア、精神的なモデルを、物理的な媒体を通じて具体的または可視的なものにするプロセス