crisis
/ˈkɹaɪsɪs/
crisisは、単なる問題や困難よりもはるかに深刻で、緊急性の高い状況を指します。多くの場合、現状を維持することが不可能であり、何らかの決定的な行動や変化がなければ破滅的な結果を招くという、極めて緊張感のある局面を表現します。日本語では文脈に応じて危機や転機と訳されますが、単に悪い状況であるだけでなく、その後の方向性が決まる分かれ道というニュアンスが含まれているのが特徴です。
意味の使い分けと注意点
この単語は、社会的な大混乱や経済的な破綻を指す場合と、個人の人生における重大な局面を指す場合で使い分けられます。
社会的な危機: 経済危機(financial crisis)や政治的危機のように、組織や国家レベルでの深刻なトラブルを指します。
個人的な危機: 中年期の危機(midlife crisis)のように、精神的な葛藤やアイデンティティの喪失など、人生の方向性に迷う時期を指します。
医学的な転機: 医療の文脈では、病状が急激に悪化するか、あるいは回復に向かうかの決定的な転換点を指して転機と訳されます。
類義語との違いproblemやdifficultyとの違いを理解することが重要です。problemは解決すべき課題や不都合を広く指しますが、crisisは今すぐに解決しなければ取り返しがつかないという時間的な切迫感と深刻さが伴います。また、emergencyは火災や事故などの緊急事態という物理的な即時性を強調しますが、crisisはより構造的な問題や、長期的な影響を及ぼす重大な局面という概念的な意味合いが強い傾向にあります。
❌ I have a crisis with my computer.(コンピューターの調子が悪いだけなら problem を使います)
✅ The company is facing a financial crisis.(会社が倒産しかけているような深刻な状況には crisis が適切です)
Countable when referring to a specific event or period of instability (three different crises). Uncountable when referring to the general state of instability or the quality of being in a crisis.