wildcat
wildcatは、文脈によって全く異なる3つの意味を持つ多義語です。最も一般的なのは動物としての意味ですが、ビジネスや労働問題という特定の文脈では、比喩的な意味で使われます。
動物としての意味と比喩的な展開
動物学的な文脈では、家猫の祖先である野生の小型ネコ科動物を指します。この野生のというニュアンスが、他の意味への転用につながっています。例えば、石油業界におけるwildcatは、まだ石油が見つかっていない未知の領域で掘削を行う油田開発業者を指します。これは、野生のネコのように予測不能でリスクの高い挑戦に挑む様子から来ています。
労働争議における特殊な用法
労働組合の文脈で使われる場合、wildcatは抜き打ちのや非公式なという意味になります。特にwildcat strikeという形で使われ、組合の正式な承認や手続きを経ずに、労働者が自発的に起こすストライキを指します。これは、統制されていない、あるいは制御不能な動きであることを強調する表現です。official strike(公式なストライキ)とは対照的に、突発的で計画外の行動であるという点が重要なポイントです。
意味
野生に生息し、家猫の祖先となったネコ属の小型のネコ科動物
The European wildcat is elusive and rarely seen by humans.
ヨーロッパヤマネコは人目に付きにくく、人間に見られることはめったにない。
以前に石油が発見されていない地域で石油を掘削する人
The wildcat spent years searching for a hidden reservoir in the desert.
その油田開発業者は、砂漠の中に隠れた貯留層を探して何年も費やした。
労働組合の公式な承認や許可を得ずに、労働者が組織したストライキに関する様子
The factory workers staged a wildcat strike to protest the new safety regulations.
工場労働者たちは、新しい安全規制に抗議して抜き打ちのストライキを決行した。