vaudeville
vaudevilleは、かつて北米で絶大な人気を誇ったバラエティショーの形式を指します。一つの公演の中で、歌、ダンス、手品、コメディ、動物の芸など、全く異なるジャンルの短い演目が次々と披露されるのが特徴です。現代のテレビのバラエティ番組や、いわゆるレビューショーの原型となった形式であり、大衆的な娯楽としての性格が強く、時には低俗な笑いや派手な演出が含まれることもありました。
現代のエンターテインメントへの影響
この形式は、現代のスケッチコメディやスタンドアップコメディに直接的な影響を与えています。特定の物語に沿って進行する演劇とは異なり、独立した短い演目を組み合わせる構成は、視聴者の注意を惹きつけ続けるための手法として確立されました。そのため、現代のエンターテインメントにおいても、テンポ良く場面が切り替わる構成のルーツとしてvaudevilleの精神が生き続けています。
類義語との使い分けvariety showとの違いについてですが、variety showは現代的なテレビ番組やステージショー全般を指す広範な言葉です。一方でvaudevilleは、特に19世紀後半から20世紀初頭にかけての歴史的な演劇スタイルを指す際に使われます。また、cabaretがより親密な空間で食事や飲み物を楽しみながら鑑賞するスタイルであるのに対し、vaudevilleはより大規模な劇場で、不特定多数の大衆に向けて披露される商業的な興行であったという点に違いがあります。
意味
19世紀後半から20世紀初頭にかけてアメリカとカナダで流行した、音楽家、コメディアン、手品師、曲芸師などの互いに関連のない演目が連続して披露されるバラエティ形式の娯楽
The aging performer spent his youth touring the vaudeville circuit.
年老いたその出演者は、若い頃をボードビルの巡業に費やした。
多様で短く、しばしば低俗な演目が混在することを特徴とする演劇公演または娯楽のスタイル
The modern sketch show is heavily influenced by the structure of old vaudeville.
現代のスケッチコメディ番組は、古いボードビルの構成から強い影響を受けている。