vasodilator
血管拡張薬
名詞
複数形: vasodilators
vasodilatorは、血管の壁にある平滑筋を弛緩させて血管径を広げる作用を持つ物質を指します。これにより血液の流れがスムーズになり、心臓への負担が軽減されたり、特定の組織への酸素供給量が増えたりします。主に高血圧や心不全、狭心症などの治療に用いられる医学的な文脈で使われる専門用語です。
作用機序と臨床的な役割
この用語は、薬理学的な薬剤だけでなく、体内で自然に生成される物質(一酸化窒素など)に対しても使用されます。血圧を下げる効果があるため、心血管系の疾患を管理する際に非常に重要な役割を果たします。対義語となるvasoconstrictor(血管収縮薬)は、逆に血管を狭めて血圧を上昇させる作用を持ちます。
使用上の注意点
臨床現場では、急激な血圧低下による副作用(めまいや失神など)に注意が必要です。例えば、以下のような文脈で使い分けられます。
強力なvasodilatorを投与して血圧を速やかに下げる。
体内の自然なvasodilatorの働きが低下し、血流が悪くなる。
意味
名詞血管拡張薬
血管を広げることで血流を増加させ、通常は血圧を低下させる薬物または化学物質のこと
The patient was prescribed a potent vasodilator to treat their severe hypertension.
患者の重度の高血圧を治療するために、強力な血管拡張薬が処方された。