synopsis
synopsisは、物語や論文、計画などの全体像を簡潔にまとめたあらすじや概要を指します。単なる短い要約というよりも、全体の構成や流れを把握させるための体系的なまとめというニュアンスが強く、特に映画の企画書や小説の出版提案、学術的な論文の要旨などで頻繁に用いられる形式的な言葉です。
類義語との使い分けsummaryとの違いに注意が必要です。summaryは、会議の内容や長い文章の要点を短くまとめたもの全般を指す非常に汎用的な言葉です。一方でsynopsisは、主に物語の筋書き(プロット)や、ある一連の流れを持つ作品の全体像を提示する場合に限定して使われます。
summary: 会議の要約、ニュースのまとめなど、あらゆる場面で使用可能
synopsis: 映画、小説、演劇などの物語のあらすじ、または論文の概要に使用
また、abstractは主に学術論文の冒頭に置かれる非常に厳格な形式の要旨を指し、synopsisよりもさらに専門的で簡潔な形式を指します。
注意すべき表現と文脈
日本語であらすじと言う場合、結末まで含めて説明することが多いですが、英語のsynopsisも同様に全体の流れをカバーします。ただし、読者の興味を引くための紹介文(blurb)とは異なり、synopsisは制作者や編集者が内容を把握するための実務的な文書である場合が多い点に留意してください。
❌ a synopsis of the meeting(会議のあらすじ:不自然です。summaryを使ってください)
✅ a synopsis of the movie(映画のあらすじ)
✅ a brief synopsis of the plot(筋書きの簡潔な概要)
Countable when referring to a specific written summary document (e.g., three different synopses for three different books).
意味
何か、特に本や映画、演劇などの筋書きに関する簡潔な要約や概説
The publisher asked for a one-page synopsis of the novel.
出版社は、その小説の1ページにまとめたあらすじを求めた。