secularist
概念的な意味合いとニュアンス
secularistは、政治や教育、法律などの公的な領域から宗教的な影響を排除し、国家と宗教の分離(政教分離)を推進する考えを持つ人を指します。単に宗教を信じていない人という意味ではなく、社会の仕組みや統治において、宗教的な教義ではなく理性や世俗的な原則に基づいた運営を行うべきだという政治的・社会的な信念を持つ人を指す言葉です。
atheist(無神論者)との違いに注意してください。atheistは神は存在しないという個人的な信仰(または不信仰)に焦点を当てた言葉ですが、secularistは社会制度に宗教を持ち込むべきではないという社会的な仕組みや制度上の立場に焦点を当てた言葉です。したがって、個人的に信仰を持っていても、公的な場では宗教を切り離すべきだと考える人はsecularistになり得ます。
翻訳時の注意点
日本語では世俗主義者と訳されますが、世俗的という言葉が持つ俗っぽいや現世的なという日常的なニュアンスとは異なります。この文脈では、宗教的な権威に縛られない非宗教的なあるいは世俗的な(世の中の一般的な)という意味で使われます。
❌ 俗っぽい人
✅ 世俗主義者(政教分離を支持する人)
文法的な特徴
名詞として世俗主義者を指すほか、形容詞的にsecularistとして世俗主義的なという意味で使われることもあります。ただし、形容詞としてはsecularの方がより一般的であり、secularistは主にその思想を支持する人物や、その人物に特有の視点を強調する場合に用いられます。
意味
宗教機関と国家の分離を主張し、非宗教的な原則に基づいた社会統治を提唱する人
"The secularist argued that public schools should remain free from religious influence."
その世俗主義者は、公立学校は宗教的な影響から自由であるべきだと主張した。
世俗主義を支持する人の特性を持つ、またはそれに関連する様子
委員会は、結婚法に関する新しい立法に対して世俗主義的なアプローチを採用した。