runaway
runawayは、物理的にどこかへ逃げ出した状態だけでなく、比喩的に制御不能な状態や急激な加速を表現する際に非常に頻繁に使われます。日本語では文脈によって家出人や歯止めのきかないと訳し分けられますが、根底にあるのは本来あるべき場所や範囲から外れて、止めることができないという感覚です。
意味の使い分けとニュアンス
名詞として使われる場合は、主に家庭や施設などの拘束から逃れた人を指します。特に若者が家庭環境などの問題で家を出た場合に runaway と呼ばれます。一方で、形容詞として使われる場合は、状況や数値が制御不能なスピードで悪化したり増加したりする様子を表します。例えば、物価の上昇が止まらない状態を runaway inflation と表現します。
家出人の例: a runaway teenager(家出した十代の若者)
制御不能な状態の例: runaway success(予想を遥かに超えた爆発的な成功)
類義語との違いuncontrollable も制御不能なという意味ですが、runaway は特に加速している どんどんエスカレートしているという動的なニュアンスが強い言葉です。単にコントロールできないだけでなく、勢いがついて止めるのが困難な状況に用いられます。
また、escapee も逃げ出した人を意味しますが、こちらは主に刑務所や捕虜収容所などの法的・物理的な拘束から脱走した人に使われます。家庭から逃げ出した場合には runaway が最も適切です。
文法的な注意点
名詞として使う場合は可算名詞であるため、単数形では a runaway となり、複数形では runaways となります。形容詞として使う場合は、名詞の前に置いてその状態を修飾します。
Countable when referring to individuals who have fled their homes, such as a group of runaways.
意味
悪い状況から逃れるために、自宅や拘束場所を離れた人
The shelter provides support for teenage runaways.
そのシェルターは、家出した若者たちに支援を提供している。
制御不能な状態で動いている、または急速に制御不能なまま増加している様子
The company suffered from runaway inflation during the crisis.
その企業は、危機の間、歯止めのきかないインフレーションに苦しんだ。