referendum
referendumは、国家や地域の重要な政治的決定を、代表者(議員)ではなく有権者が直接投票で決める国民投票を指します。単なる選挙(election)が人を選ぶものであるのに対し、referendumは特定の政策や法案に対して賛成か反対かを問うものであるという点が決定的に異なります。
政治的文脈における使い分け
この単語は、憲法改正や独立、あるいはEU脱退のような、国家の根幹に関わる重大な局面で使われることが一般的です。日常的なアンケートや世論調査(pollやsurvey)とは異なり、その結果に法的拘束力があるか、あるいは政府がそれに従うという強い政治的合意がある場合に用いられます。
❌ The government conducted a referendum to see who likes the new park.(新しい公園を誰が好きか調べるために国民投票を行った。:これは単なる世論調査であり、referendumを使うのは不適切です)
✅ The citizens voted in a referendum to decide on the new constitution.(市民は新憲法を決定するための国民投票で投票した。)
混同しやすい表現と注意点
日本語では投票という言葉が幅広く使われますが、英語では目的によって単語を厳格に使い分けます。特にvoteという単語は投票するという動作そのものや、個々の票を指すため、制度としての国民投票を指す場合は必ずreferendumを使用してください。
また、plebisciteという類義語もありますが、こちらはより広義の住民投票を指し、必ずしも法的な手続きに基づかない場合や、独裁的な指導者が支持を確認するために行う投票を含むことがあります。一方でreferendumは、通常、法的な手続きに基づいた正式な国民投票を指す傾向があります。
Countable when referring to the specific voting events themselves, such as the multiple referendums held in Switzerland.
意味
特定の政治的問題について、有権者が直接決定を下すために行われる一般投票
The government held a referendum on whether to leave the European Union.
政府は欧州連合から脱退するかどうかについて国民投票を実施した。