rare
[ɹɜɹ]
意味の使い分けとニュアンス
rare は、大きく分けて頻度が低いことと価値が高いこと、そして加熱度が低いことという三つの異なる文脈で使用されます。
まず、頻度に関する用法では、単に数が少ないだけでなく、予想外であることや、一般的ではないという驚きのニュアンスが含まれます。例えば、rare な現象と言えば、めったに起こらない珍しい出来事を指します。
次に、価値に関する用法では、希少性が高く、そのため非常に貴重であるという肯定的な意味を持ちます。この場合、precious と似ていますが、rare は数が少ないことという客観的な事実に重点が置かれます。
最後に、料理の文脈では、肉の焼き加減を指します。中心部をほとんど加熱せず、赤い状態を残すことを意味します。日本語でもレアという言葉が定着していますが、英語の本来の意味は(火が通っていない状態が)稀であるということではなく、単に加熱度が低い状態を指す専門的な表現です。
類義語との違い
uncommon: rare よりも中立的な表現で、単に一般的ではないことを指します。rare はより珍しいという感情的な強調が含まれる傾向があります。
scarce: 資源や食料などが不足しているという否定的な文脈で使われます。rare が希少で価値があるというポジティブな意味で使われるのに対し、scarce は足りなくて困るという状況を指します。
注意すべき表現
肉の焼き加減を伝える際は、medium-rare(中間的なレア)や medium(中焼き)などの表現と組み合わせて使われます。また、非常に珍しいものを強調したい場合は extremely rare のように副詞を添えて表現するのが一般的です。
意味
めったに起こらない。一般的ではない状態
"It is rare to see a snowstorm in this part of the country."
この地方で吹雪を見ることは稀だ。
格別に優れた質であるか、数が極めて少なく貴重な状態
"The museum houses a collection of rare manuscripts from the 12th century."
その博物館には、十二世紀の希少な手稿のコレクションが収蔵されている。
短時間だけ加熱し、中心部が赤いままの状態
"I would like my steak rare, please."
ステーキは焼きすぎず、生に近い状態でお願いします。