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polariton

ポラリトン
名詞
複数形: polaritons

polaritonは、光(光子)と物質の励起状態(エキシトンやフォノンなど)が非常に強く相互作用し、あたかも一つの粒子のように振る舞う準粒子を指します。これは単なる混合状態ではなく、光の性質と物質の性質を併せ持つ新しい状態であり、光の速い伝搬速度と物質の強い相互作用能を同時に利用できる点が特徴です。

物理的なメカニズムと特性

この現象は、光が物質に吸収されて励起状態を作り出し、その励起状態が再び光を放出するというプロセスが極めて高速に繰り返されることで発生します。これにより、光が物質の中に閉じ込められたような状態になり、光の波長が短くなるなどの特異な光学特性が現れます。特に、半導体や絶縁体などの媒質において、光子とエキシトンが結合したエキシトン・ポラリトンは、低エネルギーでの凝縮現象(ポラリトン凝縮)を引き起こすため、次世代のレーザーや量子コンピューティングへの応用が期待されています。

他の準粒子との違い

polaritonは、特定の粒子同士の結合によって生まれるため、結合する相手によって種類が異なります。例えば、光子と格子振動(フォノン)が結合したものはフォノン・ポラリトンと呼ばれます。これらは、単一の粒子であるphoton(光子)やexciton(エキシトン)とは異なり、光の制御可能性と物質の非線形性を同時に制御できるため、光スイッチや超低しきい値レーザーなどのデバイス開発において極めて重要な役割を果たします。

意味

名詞ポラリトン

媒質中において、電磁波(光子)と電気双極子励起(エキシトンやフォノンなど)が強く結合することによって生じる準粒子

The researchers observed the formation of a polariton in the semiconductor crystal.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する