pericarditis
心膜炎
名詞
pericarditisは、心臓を保護する二重の膜である心膜に炎症が生じる医学的状態を指します。この用語は、接頭辞のpericard(心膜)と、炎症を意味する接尾辞のitis(炎)から構成されています。臨床的には、急激な胸痛や心拍数の変動などの症状を伴い、感染症や自己免疫疾患、心筋梗塞などの合併症として発生することが一般的です。
医学的文脈における使い分け
この言葉は専門的な医学用語であるため、医師が診断名として使用したり、医学論文やカルテに記載したりする場合に用いられます。日常会話で心臓の不調を伝える際には、単に心臓に炎症があると表現することが多いですが、正確な診断名を指す場合にはpericarditisが不可欠です。また、心筋そのものの炎症であるmyocarditis(心筋炎)や、心内膜の炎症であるendocarditis(心内膜炎)とは、炎症が起きている部位が異なるため、厳密に区別して使用されます。
日本語での解釈と注意点
日本語では心膜炎と訳されますが、一般の方には心膜という言葉自体が馴染みがない場合があります。そのため、患者への説明などでは心臓を包んでいる袋のような膜に炎症が起きている状態という補足説明が添えられることが一般的です。また、カタカナでペリカルディティスと表記されることは稀であり、基本的には漢字表記の心膜炎として扱うのが適切です。
意味
名詞心膜炎
心臓を包んでいる薄い袋状の膜である心膜に炎症が起こること
The patient was diagnosed with acute pericarditis after complaining of sharp chest pain.
患者は鋭い胸痛を訴えた後、急性心膜炎と診断された。