obtain
obtainは、単に何かを手に入れるだけでなく、努力を払ったり、正式な手続きや申請を行ったりして、意図的に何かを獲得するというニュアンスが強い単語です。日常会話で使われるgetよりもフォーマルな響きがあり、公的な文書、学術的なレポート、ビジネスシーンなどで頻繁に用いられます。
意味の使い分けと注意点
getが(偶然に、あるいは簡単に)手に入れるという広い意味を持つのに対し、obtainは(困難を乗り越えて、あるいは正当な手順を経て)入手するというプロセスに重点が置かれます。例えば、店で飲み物を買うときはgetを使いますが、政府から許可証を得たり、研究でデータを取り集めたりする場合はobtainが適切です。
❌ I obtained a soda from the vending machine.(自動販売機で飲み物を買っただけなのに、手続きを踏んだかのような大げさな表現になります)
✅ She obtained a visa for her trip to Japan.(査証という正式な手続きが必要なものを取得したため、適切です)
特殊な用法について
この単語には(習慣やルールなどが)通用する、普及しているという特殊な意味があります。この意味で使われる場合、自動詞として機能し、特定の地域や集団の中で何かが一般的である状態を指します。日本語の得られるという意味とは全く異なるため、文脈に応じて判断する必要があります。
These customs still obtain in remote mountain villages.(これらの習慣は、人里離れた山村では今でも通用している)
文法的な特徴
基本的には他動詞として使われ、obtain + 目的語の形で〜を入手するとなります。前述の通用するという意味で使う場合は目的語を伴わない自動詞となります。
意味
努力を払ったり、正式な手続きを経たりして何かを得ること
"He managed to obtain a visa for his trip to Japan."
彼は日本への旅行のために、なんとか査証を入手した。
特定の社会や状況において、慣習となっている、または一般的に用いられている状態であること
"These traditional customs still obtain in the remote mountain villages."
これらの伝統的な習慣は、人里離れた山村で今も根付いている。