nonhuman
nonhuman は、文字通り人間ではないことを指す言葉ですが、文脈によってそのニュアンスが大きく異なります。科学的な文脈では、動物や微生物など、生物学的に人類に属さない存在を客観的に指します。一方で、SFやファンタジーなどの物語の中では、ロボット、AI、宇宙人、あるいは超自然的な存在など、人間以外の知的な存在を指して使われることが一般的です。
また、比喩的な表現として、人間としての感情や慈悲が欠けている非人間的な振る舞いを描写する場合にも用いられます。ただし、後者の冷酷なという意味合いで使う場合は、inhuman や unhuman といった類義語との使い分けが必要になります。nonhuman は主に種としての区分に重点を置いた客観的な表現であるのに対し、inhuman は人間らしさ(人間性)の欠如という道徳的な判断が含まれる傾向があります。
カタカナ語との混同に注意
日本語でノンヒューマンという言葉が使われる場合、主にゲームやアニメなどのサブカルチャーにおいて人間以外のキャラクター(種族)を指す専門用語として機能しています。しかし、英語の nonhuman はそれよりもはるかに広い範囲をカバーします。例えば、医学研究における動物実験の対象を指す際に nonhuman primates(人間以外の霊長類)のように使われますが、これを単にノンヒューマンな霊長類と訳すと不自然です。文脈に応じて人間以外のや非人間的なと適切に訳し分ける必要があります。
客観的な区分として用いる場合は nonhuman animals(人間以外の動物)のように使い、SF的な存在を指す場合は nonhuman intelligence(人間以外の知能/異星人の知能)のように表現します。なお、冷酷な行為を指す場合は inhuman がより適切です。nonhuman を使うと、単に人間ではない生物が行ったことという物理的な区別になり、感情的な非難のニュアンスが弱まります。
文法的な特徴
この単語は形容詞としても名詞としても機能します。形容詞として使う場合は、名詞の前に置いてその性質を説明します。名詞として使う場合は、通常 nonhumans と複数形にして人間以外の存在たちを指します。
Countable when referring to a specific individual entity (a nonhuman). Uncountable when used as a general category of existence.
意味
人間ではない。または、人類という種に属さない状態
The researchers studied nonhuman primates to better understand brain function.
研究者たちは脳機能をより深く理解するために、人間以外の霊長類を研究した。
動物、ロボット、または宇宙人など、人間ではない存在
In the science fiction novel, the protagonist forms a bond with a nonhuman entity from another galaxy.
そのサイエンスフィクション小説の中で、主人公は別の銀河から来た人間以外の存在と絆を形成する。