mihrab
ミフラーブ
名詞
複数形: mihrabs
mihrabは、イスラム教の礼拝所であるモスクにおいて、最も重要な建築的要素の一つです。これは単なる装飾的な壁龕ではなく、礼拝者が聖地メッカのカアバ神殿に向かって祈りを捧げるための方向(キブラ)を物理的に示す役割を持っています。そのため、モスクの設計においてmihrabの位置は極めて厳格に決定されます。
宗教的および建築的な機能mihrabは通常、半円形の窪みとして壁に設けられており、礼拝を導く指導者であるイマームがその前に立つことで、会衆全体が正しい方向を向いて礼拝できるようになります。建築様式によっては、精巧なタイル装飾や彫刻が施されており、視覚的に礼拝者の意識を聖地へと集中させる精神的な焦点としての機能も兼ね備えています。
用語の使い分けと注意点
混同されやすい用語にqibla(キブラ)がありますが、これらは異なる概念です。qiblaはメッカの方向という概念的な方向を指すのに対し、mihrabはその方向を具体的に示す物理的な構造物を指します。したがって、方向について述べる場合はqiblaを、壁にある窪みという建築物について述べる場合はmihrabを使用するのが適切です。
意味
名詞ミフラーブ
モスクのキブラ壁に設けられた半円形の壁龕で、メッカのカアバ神殿の方向を示すこと
The imam stood within the mihrab to lead the congregational prayer.
イマームは会衆礼拝を導くため、ミフラーブの中に立った。