minbar
ミンバル
名詞
複数形: minbars
minbarはイスラム教の礼拝所であるモスクにおいて、非常に重要な宗教的役割を持つ設備を指します。単なる演壇ではなく、金曜礼拝などの特別な機会にイマームが会衆に向かって説教(クトバ)を行うための神聖な場所としての意味合いが強く、その構造や配置には宗教的な伝統に基づいた形式があります。
構造と機能的な特徴
一般的に、minbarは数段の階段を備えた高い演壇の形をしており、これにより説教者が多くの礼拝者に視覚的に認識され、声が届きやすくなるよう設計されています。建築様式によって、木製や石造りなど素材は異なりますが、モスクの内部でキブラ壁(メッカの方向を示す壁)の近くに配置されるのが一般的です。
混同しやすい用語との違いminaret(ミナレット)と混同されることがありますが、これらは全く異なるものです。minaretはモスクの外側にそびえ立つ高い塔であり、礼拝への呼びかけ(アザーン)を行うための場所です。一方でminbarはモスクの内部にある説教壇を指します。つまり、minaretが外部への呼びかけのための施設であるのに対し、minbarは内部での指導と説教のための施設であるという明確な違いがあります。
意味
名詞ミンバル
モスクにある説教壇。通常は演壇へと続く階段で構成されており、金曜礼拝の際にイマームが説教を行う場所であること
The imam ascended the minbar to deliver the khutbah.
イマームはクトバを行うためにミンバルに登った。