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metope

メトープ
名詞
複数形: metopes

metopeは、古代ギリシャ建築、特にドーリス式建築における非常に専門的な装飾要素を指します。建築的な文脈では、トリグリフと呼ばれる垂直な溝のある板の間に配置される長方形のパネルを指し、多くの場合、神話の場面や歴史的な出来事を描いた浮き彫り(レリーフ)が施されています。

建築的構造と視覚的効果

この要素は、単なる壁面ではなく、リズム感のある視覚的な構成を作り出すために使用されます。トリグリフの規則的な繰り返しと、metopeによる物語的な装飾が交互に現れることで、神殿の軒下部分に調和と華やかさがもたらされます。現代の建築においても、古典主義的な様式を再現する場合にこの構造が採用されることがあります。

用語の使い分けと注意点

metopeは、より広義な用語であるfrieze(フリーズ)の一部です。フリーズ全体が帯状の装飾帯を指すのに対し、metopeはその中の個別の区画を指します。また、イオニア式建築ではフリーズが連続的な彫刻で構成されるため、metopeのような区切られた構造は見られません。そのため、この用語を使用する際は、それがドーリス式建築の文脈であることを意識する必要があります。

意味

名詞メトープ

ドーリス式のフリーズにおいて、二つのトリグリフの間の空間を埋める長方形の建築要素で、多くの場合、浮き彫りの彫刻で装飾されていること

The ancient temple's metope depicted scenes of the Centauromachy.

古代の神殿のメトープには、ケンタウロマキアの場面が描かれていた。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error