libertarian
個人の自由を至上とし、国家による強制や介入を極限まで排除しようとする政治的・哲学的な立場を指します。単なる自由主義よりもさらに急進的な傾向があり、特に経済的な自由(低税率や規制撤廃)と個人的な自由(自己決定権)の両立を強く主張するのが特徴です。
日本語ではリバタリアンや自由至上主義者と訳されます。現代の文脈では、政府の役割を国防や治安維持などの最小限の機能に限定すべきだと考える最小国家主義と密接に結びついています。
混同しやすい概念との違い
英語の libertarian は、日本語で一般的に使われるリベラル(liberal)とは異なる概念である点に注意が必要です。現代の米国政治において liberal は社会福祉の充実や政府による格差是正を求める左派的な傾向を指しますが、libertarian は政府の介入そのものを否定するため、経済的な面ではむしろ右派に近い考え方を持つことがあります。liberal をリバタリアンと混同して使うことは避けなければなりません。社会的な平等や権利を重視して政府の役割を求める場合は liberal を使い、政府の権限を最小化して個人の絶対的な自由を求める場合は libertarian を使用するのが正しい使い分けです。
文脈による使い分け
この単語は、名詞としてそのような思想を持つ人物を指す場合と、形容詞としてそのような思想に基づいた政策や考え方を指す場合があります。
人物として使う場合は He is a libertarian.(彼はリバタリアンだ。)のように表現し、思想や性質として使う場合は a libertarian approach to economics(経済に対するリバタリアン的なアプローチ)のように表現します。
文法的には、形容詞として使われる際も名詞として使われる際も同じ形になります。政治的な議論や哲学的な文脈で頻出する用語です。
Used to count individual people who adhere to the ideology.
意味
市民の生活に対する国家の介入を最小限にすることを主張する人
The libertarian argued that taxes are a form of theft.
そのリバタリアンは、税金は窃盗の一種であると主張した。
個人の自由を最大限にすることを求める哲学に関連する、またはそれを支持する様子
The candidate ran on a libertarian platform of deregulation.
その候補者は、規制緩和というリバタリアン的な政綱を掲げて出馬した。