grievous
grievousは、単に悲しいやひどいというレベルを超えた、耐え難いほどの深い苦痛や、取り返しのつかない深刻な被害を表現する際に使われる非常に重い言葉です。感情的な側面では、愛する人を失ったときのような、胸が締め付けられるような痛ましい喪失感や悲嘆を指します。一方で、物理的な被害や法的な文脈では、身体的な損傷や過失が極めて深刻である重大な状態を指し、しばしば取り返しのつかない結果を伴います。
類義語との使い分けgrievousは、seriousやsevereよりも感情的な重みや、道徳的な罪悪感、あるいは絶望感が強く込められています。
serious:客観的に見て状況が深刻であることを示します(例:serious injury)。
severe:程度が激しいことや、厳格であることを示します(例:severe weather)。
grievous:そこに耐え難い苦しみや取り返しのつかない悲劇という主観的・感情的なニュアンスが加わります。例えば、grievous bodily harmという表現は、単なる怪我ではなく、人生を大きく変えてしまうような重大な身体的危害を意味します。
注意すべき表現と用法
この単語は非常にフォーマルで重々しい響きを持つため、日常的な軽い不満や小さな失敗に対して使うと不自然です。また、日本語の痛ましいは、他者の様子を見てかわいそうにと感じる同情のニュアンスで使われることが多いですが、grievousは当事者が感じる耐え難い苦痛や、客観的に見て極めて深刻な被害に重点が置かれます。
❌ I had a grievous mistake in my homework.(宿題で重大な間違いをした。→ 文脈として大げさすぎます。seriousなどが適切です)
✅ The family suffered a grievous loss.(その家族は痛ましい喪失感を味わった)
✅ He was charged with causing grievous bodily harm.(彼は重大な身体的危害を加えた罪で起訴された)
意味
大きな悲しみや苦しみ、苦痛をもたらす。または、深刻な様子
The family suffered a grievous loss when their patriarch passed away.
家長が亡くなったとき、その家族は痛ましい喪失感を味わった。
性質が非常に深刻である(しばしば怪我や過失について用いられる)
He was charged with causing grievous bodily harm during the altercation.
彼は口論の最中に重大な身体的危害を加えた罪で起訴された。