concreteness
concretenessは、抽象的な概念や理論ではなく、実際に触れたり見たりできる物理的な実体があること、あるいは思考や表現が詳細で明確であることを指します。日本語では具体性と訳されますが、文脈によって物質的な実在感と詳細な明確さという二つの異なるニュアンスで使い分けられます。
概念的な具体性と物理的な具体性
この単語は、議論や計画などの文脈で使われる場合、曖昧さを排除し、誰にとっても明確な詳細が提示されている状態を指します。例えば、単に改善すると言うのではなく、コストを10パーセント削減すると言うことは、表現に concreteness を持たせることになります。
一方で、哲学や芸術の文脈では、形のないアイデアが物理的な形態(彫刻や建築物など)として具現化している状態を指します。このように、concreteness は思考の明快さと物質的な実在という二面性を持っている点に注意してください。
類義語との使い分けspecificity と混同されやすいですが、これらは異なるニュアンスを持ちます。
specificity: 特定の対象を指し示す特定性や限定的な詳細さに重点があります。例えば、あるルールが特定のケースにのみ適用される場合などに使われます。
concreteness: 抽象的なものに対する対比としての具体性に重点があります。空論ではなく、現実的で実体があることを強調します。
例えば、計画に specificity が欠けていると言えば、誰がいつ何をやるかという特定の手順が不明確であることを意味し、計画に concreteness が欠けていると言えば、計画が現実離れしており、具体的にどう実現させるかの実効性や実体がないことを意味します。
意味
抽象的な概念ではなく、触れることができる、物理的な、あるいは物質的な形態で存在している性質
The concreteness of the sculpture allowed the viewers to feel the texture of the stone.
彫刻の具体性により、鑑賞者は石の質感を感じることができた。
思考や表現において、詳細で明確であり、はっきりと定義されている状態
The lawyer demanded more concreteness in the witness's testimony to avoid ambiguity.
弁護士は、曖昧さを避けるため、証人の証言にさらなる具体性を求めた。