D
Dicread
ホーム辞書Bbifunctor

bifunctor

双関手
名詞
複数形: bifunctors

bifunctorは、数学の圏論における高度な概念であり、単一の圏から別の圏への写像である通常のfunctorを拡張したものです。最大の特徴は、2つの異なる圏を同時に扱い、それらの組み合わせ(積)を新しい圏へと写像させる点にあります。これにより、複数の構造が相互に作用する様子を数学的に厳密に記述することが可能になります。

functorとの概念的な違い

通常のfunctorが1つの入力圏に対して1つの出力圏を対応させるのに対し、bifunctorは2つの入力圏を持ちます。具体的には、2つの圏の直積圏からターゲットとなる圏へのfunctorとして定義されます。このため、bifunctorは2つの引数それぞれに対してfunctorとしての性質(共変または反変)を持つ必要があり、これを双線形写像の圏論的な一般化と捉えることができます。

具体的な適用例と数学的文脈

最も代表的な例は、テンソル積です。2つの加群を組み合わせて1つの新しい加群を生成する操作は、まさにbifunctorの性質を備えています。また、ホモロジー代数や代数幾何学などの分野において、2つの対象の間の関係性を記述する双線形形式や積の構造を形式化する際に不可欠な道具となります。

意味

名詞双関手

圏論において、2つの圏を入力として受け取り、1つの圏を生成する関手であり、入力圏からの対象と射のペアを、両方の構造を保持したままターゲットとなる圏へ写像すること

The tensor product is a classic example of a bifunctor mapping two modules to a single module.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する