apostrophe
apostropheには、文法的な記号としての意味と、文学的な修辞技法としての意味という、全く異なる二つの側面があります。日常会話や学習においては前者の句読点としての用法が一般的ですが、詩や演劇などの芸術的な文脈では後者の技法が重要になります。
句読点としての用法と注意点
英語においてapostropheは、主に文字の省略(短縮形)や所有格を示すために使われます。日本語ではアポストロフィというカタカナ表記が定着していますが、これはあくまで記号の名称であり、日本語の文章の中でこの記号をそのまま使うことはありません。また、所有格を示す際にsの前に置く位置を間違えると、単数形か複数形かという文法的な意味が変わってしまうため、注意が必要です。
修辞技法としての頓悟法
文学的な文脈で使われるapostropheは、日本語で頓悟法と訳されます。これは、目の前にいない人物や、月や自由といった抽象的な概念に対して、あたかもそこにいて話を聞いているかのように語りかける手法です。単なる独り言とは異なり、感情を強調し、読者に強い印象を与えるための意図的な演出として用いられます。例えば、O Death!(ああ、死よ!)のように、擬人化された対象に呼びかける表現が代表的です。
意味
文字の省略や所有を表すために使用される句読点
The word dont requires an apostrophe between the n and the t.
`dont`という単語は、`n`と`t`の間にアポストロフィが必要だ。
話し手が、不在の人物や物体、あるいは抽象的な概念に対して、あたかもそこに存在し応答できるかのように呼びかける修辞技法
The poet uses an apostrophe to address the moon in the opening stanza.
その詩人は、冒頭の節で月に呼びかけるために頓悟法を用いている。